セルロースファイバーとは

セルロースファイバーとは

古来より用いられる断熱材の一つ

セルロース断熱材は、古来より用いられる断熱材の一つで、綿・おがくず・トウモロコシの穂軸・新聞紙などの多くの種類が利用されてきました。現在は古新聞などを裁断し、難燃剤(ホウ酸など)を添加したもので、1950年代に開発され、1970年代よりアメリカで一般に使用され始めました。
アメリカの断熱材市場でのシェアは35%と非常に高いのに比べ、日本市場では2%と低く、性能の高い断熱材でありながら認知度の低さにより、日本では浸透していないのが現状です。

天然の木質繊維からできる断熱材

セルロースファイバーは、天然の木質繊維でできた高性能な断熱材です。
木の繊維はたくさんの空気の粒を内包しており、この大小さまざまな繊維が絡み合うことで、さらに多くの空気を含み、これが高い断熱性を生み出します。
対流を生まない空気は最大の断熱材であり、断熱性能や吸音性能を発揮します。