セルロースファイバー|Q&A|商品仕様について②

投稿日:2019年11月19日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問 | 雑談

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

今回は、『EMセルロースファイバー』の商品仕様について、質問が多い内容をご紹介させていただきます。

 

Q:セルロースファイバーは、触ってもチクチクしませんか?

 

A:セルロースファイバーは、新聞を細かく裁断し、繊維状にした断熱材です。
触るとふわふわでとても柔らかく、このふわふわの繊維が絡み合うことで、たくさんの空気層を内包しています。

 

 

Q:セルロースファイバーは、なぜエコな断熱材なのですか?

 

A:セルロースファイバーは、余った新聞(余剰新聞)や古紙を原料とし、再利用して製造するエコな断熱材です。また、生産時の製造エネルギーは、発泡系断熱材や無機繊維系断熱材に比べて圧倒的に少なく、環境にやさしい、省エネ断熱材でもあります。

 

 

 

Q:セルロースファイバーの自重で沈下しませんか?

 

A:透湿シート内に、しっかりと密度を保って吹き込むことが大切です。密度を保ったセルロースファイバーは沈降がなく、安心してご使用いただけます。
このため、EMセルロースファイバーは、信頼できる技術者による責任施工を推奨しております。

※詳しくはこちら

 

 

Q:主原料となる新聞紙に使われているインクは、害はありませんか?

 

A:新聞用のインクは(墨)カーボンブラック《炭素99%で構成》を溶剤で溶かしたもので、印刷後は溶剤のほとんどはVOC(揮発性有機化合物)として気化してしまい、カーボンブラックのみが残り、人体への害はほとんどありません。また、セルロースファイバーに加工する時には、印刷されてからかなりの時間が経過おり、また、壁表面に仕上げ材として使用される物ではなく、通常壁体内や天井裏に使用される部材の為、生活をしていく上で新聞紙や雑誌などを読んでいる以上の居住者への害は無いと考えられます。

 

日本新聞業会では、安全性・環境面を重視して大半が大豆油など植物性の溶剤が使用されています。
大豆インクに含まれる大豆油は、石油ベースの油とは異なり安全なものです。食品加工業者がサラダドレッシングや食用油の原料として使用するものと同じ油を使用しています。また、大豆インクは乾燥する際に揮発性有機化合物の大量発生を抑える事ができ、空気を汚しません。印刷物をリサイクルする際も、インクの部分はほぼ生分解され地球環境にもやさしいインクです。

 

セルロースファイバーでよく質問がある内容はこちらより

 

寒い冬が来る前に、しっかりと断熱対策を行い快適な住環境をご提案してみてはいかがでしょうか。

その他、商品や施工に関する事は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

流通課/田山