断熱材の重要性と熱欠損について

投稿日:2019年03月13日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | 施工事例

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

前回に引き続き、断熱材の重要性と熱欠損について簡単にご紹介させていただきます。

 

<重要性>

断熱材の性能は、隙間なく施工することで100%の性能を発揮します。逆に、高性能な断熱材を使っても、隙間なく施工がされていなければ、断熱材が断熱材の意味を成さなくなってしまいます。

厚みのあるシート状の断熱材を施工する際は、筋交いや電源などの凹凸に沿って、シートを細かく施工する必要があります。一般的なグラスウールやウレタンフォームは、施工のしやすさがメリットですが、隙間なく施工されていない現場も多くあるそうです。

 

 例)施工不良

 

 

<熱欠損>

皆さんも経験があるような例でご紹介いたします。

 

例えば、車の中のように高気密な状態で暖房を付けます。

換気のために、窓ガラスを少し開けた途端、冷たい空気が入り込んで、あっという間に車内が冷えてしまいます。このように、温かい空気は密度が軽く、冷たい空気は密度が重いので、隙間があると温かい空気が外へ逃げてしまうのです。

室内で、エアコンで暖房してもなかなか温まらく、シーリングファンなどを有効的に使っている方も多いと思います。また、寒さは足元から感じる事が多、ホットカーペットなども使われている方もいますよね。

 

 

このような事が、壁の内側で起こるとどうなるのでしょう。

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シート状や厚みのある断熱材は、隙間なく施工することが難しいとされています。配管や真っ直ぐではない柱の間は、どうしても小さな隙間が出てしまいます。小さな隙間には湿気が溜まりやすく、外気が通り、その部分だけ冷やされたり暖められたりします。この室内との温度差が、結露の原因です。

セルロースファイバーは、隙間なく施工することはもちろん、セルロース自体が透湿性、吸放湿性を持つことから、結露にとても強い断熱材です。

 

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<施工イメージ>

 

結露対策として、『EMセルロースファイバー』をご検討くださいませ。

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流通課/田山