家に”性能”を!断熱性を高めるだけじゃない断熱材!? EMセルロースファイバー
カテゴリー:passiv material
皆さんこんにちは!外渉課の薄田と申します。
「断熱性を高めるだけじゃない断熱材!?」ということで、
断熱性だけじゃないEMセルロースファイバーの性能に迫ります…!
【セルロースファイバーとは】
セルロースファイバーは天然の木質繊維です。木の繊維は、たくさんの空気を内包しています。
空気は最大の断熱材(※)で、これが、セルロースファイバーの断熱性能を生み出しています。
※対流しない8mmの空気層は、コンクリート55cmと同じ断熱性能を持っています。
木に繊維はその1本1本がパイプ状の中空になっています。
もとは水で満たされていましたが(導管)、乾燥すると中空になり、たくさんの空気を閉じ込めます。
木全体が無数のパイプからなる1本のパイプといってもいいでしょう。
また、パイプの外側を囲む細胞は空箱の積み重ねのようになっており、
その中にもたくさんの空気が閉じ込められています。
空気には熱を伝えにくい性質(断熱機能)があるので、
木の繊維という空気のパイプは理想的な断熱材となり、様々に利用されています。
【①結露防止性能:隙間ない施工性、透湿/吸放湿性で結露を防ぐ。】
木質繊維からできているセルロースファイバーなら吸放出性能で空気中の水分を調整し、
湿気の多い時には水分を吸収し、乾燥している時には水分を放出してくれます。
また、繊維状のセルロースを吹き込み充填する施工方法で細かな箇所まで
隙間無く施工することができるので結露、カビの原因となる湿気対策には最適な断熱材なのです。
詳細はこちら ⇒ 結露防止性能
【②吸音・遮音性能:木の繊維で音を吸収、空気で音を遮断。】
セルロースファイバーは、繊維ひとつひとつに空気を含んでいて、
この厚い空気の層が、音を吸収し、伝えにくくする性質を持っています。
また、隙間無く高密度で充填施工されるので、家は密封された状態となり、
高い吸音・遮音性能が発揮されます。
詳細はこちら ⇒ 吸音・遮音性能
単純に断熱性だけでなく、断熱材によってもたらされる
断熱以外の効果にも目を向けてみるとおもしろいかもしれません!