通気層確保について|屋根断熱|EMセルロースファイバー
(EMセルロースファイバー:屋根充填施工後の画像)
屋根面の勾配天井へのセルロースファイバー充填作業において、
通気層の確保をどうすればよいのか?と質問をお受けします。
通気層の確保については、大きく二通りの工法があります。
①通気層スペーサーを用いる
②透湿防水シートを用いる
今回は②のパターンで屋根断熱施工について簡単な流れを説明したいと思います。
手順としましては、
①母屋上に透湿防水シートを貼り、野地板との間に通気層を確保します。(目安:30mm程度)
②透湿防水シートから規定厚を確保した位置に垂木で下地を組みます。(厚みは地域により変動あり)
③室内側に不織布シートを貼り、EMセルロースファイバーの充填作業を行います。(55~60kg/㎥)
完了写真
屋根通気の役割は、室内からの湿気をキチンと排出する為にとても重要であり、
躯体の劣化を防ぐとともに断熱材の断熱性能も維持します。
通気層確保の重要性を理解し、住宅を長持ちさせましょう。
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OK-DEPOT 荒木恵