グラスウール|特性|施工不良とは?

投稿日:2018年03月31日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問 | 施工事例

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

今回は、住宅の断熱材で、もっとも多く使われているグラスウール断熱材について簡単にご紹介させていただきます。

 

グラスウールはガラスを原料としています。
その原料の80%以上が建築現場、家庭などから回収される資源ごみからなるリサイクルガラスを使用しています。

また、グラスウールは製造時に出る端材や、施工時に出る端材に加えて、建物の改修や取り壊しなどで不要になった使用済みのものも再生処理して再利用できます。

 

<施工不良>

実際に施工不良とは、どのようなものでしょう?

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※リフォーム現場解体時のグラスウール

 

グラスウールは湿気に弱く、結露水や湿気を貯め込むため(実際、吸水性等はないです)仕上がった壁の中で水分の重さにより、下にずれ落ちてしまいます。

 

ズレ落ちたグラスウールはそのまま水分を含み続けるため、換気や通風などで乾燥しない限り、常に水分を含み、木材や壁などを腐らせ、カビが発生、住宅の寿命を縮める原因となります。

 

また、ズレ落ちることで断熱材が無くなった部分からの熱損失が大きくなり、住宅の断熱欠損となりますので、夏暑く・冬寒くなる原因にもなります。

 

 

『隙間があると温かい空気は外へ逃げる!』

例えば、車の中のように高気密な状態で暖房を付けます。ここで、換気のためにガラスを少し開けた途端、冷たい空気が入り込んで、あっという間に冷えてしまいます。温かい空気は密度が軽く、冷たい空気は密度が重いので、温かい空気が外に逃げてしまうのです。

実は、同じことが壁の内側で起こります。断熱材は、種類の選定だけでなく、しっかりと隙間なく施工する事が大切です。

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<施工イメージ>

 

セルロースファイバーは、専用の機械を使い、透湿シートで覆った範囲に隙間なく吹き込むことができ、

充填施工できるので断熱材として高い性能を発揮しますが、同時に結露を発生さない効果も十分に期待できます。

完璧な断熱施工によって、家の耐久性をあげ、また光熱費のランニングコストは抑えられます。
住宅は価格や外観デザインなどの見た目も大切ですが、床や壁の中や天井などの見えない所が、実は最も大切なのです。

 

環境にやさしいエコな断熱材【EMセルロースファイバー!】

是非、お気軽にお問い合わせください。

流通課/田山