セルロースファイバーのホウ酸について

投稿日:2016年09月23日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問 | 雑談

こんにちは

OK-DEPOTの田山です。

今回は、【EMセルロースファイバー】に添加されているホウ酸について簡単にご紹介させて頂きます。

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ホウ素(ホウ酸塩)は、工業用品から家庭用雑貨まで、あらゆる用途で使用されています。ホウ酸塩は、木材、木綿などのセルロース材料の防炎剤として用いられることがあります。

セルロース素材は、高温で炎を上げて燃え上がる場合と比較的低温で炎を出さずにくすぶる場合があります。ホウ酸塩は、炭化を促進し、燃焼している物体からの可燃ガスの発生を押さえる作用があります。ホウ酸塩と結合した水は、気化して炎燃焼を抑制します。また溶融したホウ酸が炭化物の周囲に保護膜を形成し、空気の供給を低減します。

新聞紙を粉砕して住宅の断熱材とするセルロースファイバーもくすぶり燃焼をしやすい材料です。

もちろん、弊社で製造している地産地消の断熱材『EMセルロースファイバー』にも、難燃剤対策として、15~20%のホウ酸とホウ砂の混合物が添加されます。

 

<防火性能試験>

EMセルロースファイバーは、財団法人 建材試験センターの試験(JIS A 9523)及び(JIS A 1321)の性能試験に合格し、難燃3級の性能が証明された安全な断熱材です。

防火地域では、耐火面材やサイディングを併用する事で対応可能となります。
今日(こんにち)の住宅では、さまざまな新建材が使われており、有毒ガスを発生する可能性があります。できれば化学系の建材を避け、自然素材の建材を使う事も大切です。

 

<燃焼実験>

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燃焼実験動画はこちらより

安全はもちろん!地球環境に優しい地産地消の断熱材!!

是非、お気軽にお問い合わせくださいませ。

流通課/田山