EMセルロースファイバーって燃える?

投稿日:2018年05月26日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:雑談

こんにちは!

外渉課の藤本です。

 

 

昼間はとても暑いですが、まだ朝夕は冷え込む日が続いていますね~。

皆さんも体調管理には気を付けて下さい。

 

 

さて、先日ですがOK-DEPOTの物流センターでセルロースの企業向け勉強会を行いました。

座学から始まり、EMセルロースファイバーの良さを勉強して頂きました。

EMセルロースファイバーは、簡単に言いますと新聞紙で出来た断熱材のことです。

 

今日、紹介するのはEMセルロースファイバーの不燃性についてです。

【あれ、新聞紙で出来ているのに不燃?】と思う方も多いと思います。

現に、私自身もそう思っていました。

 

しかし、先日の実験をみて考えが大きく変わりました。

まず、その実験画像を見て下さい↓↓

こちらの画像は断熱材として一般的に使われている材料の燃焼実験です。

左側からEMセルロースファイバー・グラスウール・ポリエチレンフォーム・発泡ウレタン

となっております。

5分後このようになりました!!

少し見にくいですが、左から3つ目のポリエチレンフォームはとても溶けてしまっていますね。

他の3つも焦げてるな~とお思いでしょうが、EMセルロースファイバーは表面こそ炭化(焦げ)

しますが、5mm程中には燃えている様子は見当たらないのです!

 

こちらがアップにした画像です!!

 

あれ?燃えていない??

 

なぜ、原料が新聞紙なのに燃えないかといいますと、新聞紙を細かく刻んだ後に

ホウ酸を混ぜているからです。

ホウ酸は、目薬や赤ちゃんの哺乳瓶の消毒に使用されるくらい安全なものです。

そのため、家中に使用する断熱材に混ぜ込んでも安心できるのです!!!

 

今回は不燃性についてお話ししましたが、次回は断熱性や調湿についてもお話ししたいと思いま~す~!!!今後もよろしくお願いします。