セルロースファイバー|施工方法について

投稿日:2019年02月28日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問 | 雑談

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

今回は、『EMセルロースファイバー』の施工についてご紹介させていただきます。

 

セルロースファイバーに限らず、どんな断熱材でも隙間なく施工(熱欠損を防ぐ)する事が断熱工事で最も重要です。

完璧な断熱施工によって、光熱費のランニングコストは小さく抑える事が出来ます。

断熱工事費用は、住宅全体で考えると数%程度です。その費用は、数年で回収でき、省エネで健康的で快適な生活が持続できるので、新築をお考えの方は、しっかりとした断熱工事を行うべきだと思います。

 

<セルロースファイバー施工方法>

隙間なく充填することで、セルロースファイバーの持つ断熱性能を最大限に発揮することができます。専用の機械を使い、透湿シートで覆った範囲に隙間なく充填する責任施工です。

 

シート状の断熱材では、コンセント周りなどに隙間発生しやすく、隙間なく施工することが難しいとされています。今日(こんにち)の住宅は、価格や外観デザインなどの見た目の大切ですが、床や壁の中や天井など目に見えないところが実は最も大切で重要なポイントなのです。

 

 

マットやボード状の断熱材は、筋交いや配管などの細かい部分に隙間なく断熱材を入れることは難しく、どうしても断熱材の隙間が出来てしまいます。吹き込み方式は、防湿シートで覆った範囲に隙間なくセルロースファイバーを吹き込むことが可能です。

 

床から来る寒気や、冷え切った床や窓に暖房の温風が当たって、暖房の効果は弱まってしまいます。
床の断熱は、足元の冷えを解消し、冷暖房の効率を上げる重要な場所です。床暖房の効率を上げるためにも、床の断熱はしっかり行います。

 

屋根は常に雨風にさらされ、直射日光を浴びています。壁と同様に、部屋の温度との寒暖差が生まれる場所でもあります。
セルロースファイバーは、断熱性能で家の中の寒暖差による結露を防ぐだけでなく、調湿効果で構造材や屋根を内側から守ります。

 

夏場、二階だけ温度が違うと感じたことがあるかと思います。屋根が吸収した熱は屋根裏に溜まり、それが降りてくることで、上の階の部屋の温度が上がってしまうのです。
屋根裏にセルロースファイバーを積もらせることで、この熱を遮断し、一階と同じ冷暖房効率の良い快適な環境をつくりだします。

 

製造見学会も大歓迎です^^

 

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流通課/田山