断熱材|熱欠損|施工注意点とは?
こんにちは
OK-DEPOTの田山いさおです。
今回は、『断熱材の熱欠損』について簡単にご紹介させていただきます。
先日の2/22(土)関東地方では春一番が吹きました。突然の風の強まりにビックリしたほどです!
朝晩の冷え込みも和らぎ、春がやってくるのが待ち遠しいです^^
断熱材の熱欠損とは?
<原因>
外気と室内の空気が「触れ合わない状態」であり、本来の「正しい施工」ができていない事を意味しています。
例えば、壁の中のグラスウールで言うと、決して外が見えない事が正しい施工となります。つまり、外気に面してどこにも「隙間が無い状態」が重要なのです。
ですが、現実問題として、袋入りの場合には、特に隅部などで隙間の有無の確認が難しいので、(袋が透明な製品はありませんので)施工がより難しいとされています。
一般的に多く使用されているグラスウールですが、製品上施工する際には十分注意する必要があります。
<被害>
断熱材の不良施工などによって、筋交いやコンセントの部分に隙間があるとそれが原因で結露ができ、カビが発生する事にも繋がります。
弊社の『EMセルロースファイバー』では、隙間無くセルロースファイバーを充填できるので断熱材として高い性能を発揮します。
同時に結露を発生さない効果も十分に期待できます。施工では、専用の機械を使い、透湿シートで覆った範囲に隙間なく吹き込むことができます。
<施工イメージ>
『隙間があると温かい空気は外へ逃げる!』
例えば、車の中のように高気密な状態で暖房を付けます。ここで、換気のためにガラスを少し開けた途端、冷たい空気が入り込んで、あっという間に冷えてしまいます。温かい空気は密度が軽く、冷たい空気は密度が重いので、温かい空気が外に逃げてしまうのです。
実は、同じことが壁の内側で起こります。断熱材は、種類の選定だけでなく、しっかりと隙間なく施工する事が大切です。
その他、商品の仕様や施工方法などのご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
流通課/田山