セルロースファイバー|添加剤|ホウ素系薬品|安全性とは?

投稿日:2020年03月16日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問

こんにちは

OK-DEPOTの田山です。

 

今回は、お客様より良くご質問いただく内容で、【EMセルロースファイバー】に添加されているホウ素系薬品の安全性や効果ついて分けてご紹介させていただきます。

 

セルロースファイバーは、地産地消の断熱材として、新聞古紙を主原料として製造しております。

<製造工程>

 

そもそも、ホウ素系の薬品は安全?毒性なのは無いのでしょうか?

 

<安全性>

①人間などの哺乳動物がホウ素を必要以上に摂取した場合には、 腎臓の浄化作用で短期間に排せつ。

②哺乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度。

③コンタクトの保存液や目薬などにもホウ酸が配合、食べ物としては、キャビアの防腐剤としても使用。

その他にも、殺菌剤・殺虫剤・医療品などにも使われています。私たちの生活の中で多く取り扱われていますので、使い方を間違えなければ、人体には害はほとんど無いと言ってもよいでしょう。

 

<防虫効果>

①ホウ素(ホウ酸塩)は、工業用品から家庭用雑貨まで、あらゆる用途で使用

②ホウ酸はシロアリ、ヒアリ、蚊など害虫全般に有効

③※ホウ酸団子がゴキブリ駆除に有効

 

※ゴキブリの好物である玉ねぎや、ジャガイモ、小麦粉、砂糖、米ぬかなどを誘引材料とし、そこにホウ酸を混ぜたものがホウ酸団子です。

ホウ酸団子を食べたゴキブリは脱水症状を起こし、乾燥死します。ゴキブリは表皮と経口の二ヶ所からホウ酸の毒を摂取し、脱水症状を起こし、水を求めてさまよいます。そのため、ホウ酸団子設置後は水まわりで死骸を発見することが多くなります。

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④揮発や分解によって滅失することはなく、半永久的な効果が期待

※大量の水に接することで徐々に溶脱していきますが、風雨に晒されない用途であれば、効果は半永久的

 

次回は、<防カビ効果>や<耐火効果>をご紹介させていただきます。

商品仕様や施工方法など、不明点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

流通課/田山