EMセルロースファイバーとその他断熱材の燃焼性の違い
カテゴリー:雑談
こんにちは!
お家の断熱材を検討するなかで、
万が一、火災が起きてしまった場合のことを考える必要があるかと思います。
ということで!
本日はEMセルロースファイバーとその他の断熱材との『燃焼性の違い』について、
ご案内をしていこうかと思います。
EMセルロースファイバーは新聞古紙等を主材とした『木質繊維』の断熱材です。
『木質繊維』ならよく燃えちゃうんじゃないの??
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
実はそんなことはなく、新聞古紙を細かくする際に『防火剤』として『ホウ酸』と『ホウ砂』を混ぜ合わせています。
この『ホウ酸』は日本を代表する神社や仏閣の柱や壁に塗り、万が一の火災に備えているほどの効果が期待されております。
では実際にどの程度の防火性の違いがあるのか。
というところが気になると思いますのでご案内致します。
上部の画像は左から
・EMセルロースファイバー
・グラスウール
・ポリスチレンフォーム
・発泡ウレタン
を一枚の板に各種断熱材を施工しているものになります。
続いてこの各種断熱材にバーナーで火をつけてどのくらい燃えるのかの比較をします。
『発泡ウレタン』『ポリスチレンフォーム』はかなり燃え広がっているのが分かるかと思います。
次に『グラスウール』が燃え広がっています。
一番左の『EMセルロースファイバー』に関しては表面が黒く炭化してはおりますが、
火がついているというわけではありません。
この表面が炭化している部分も指で少し削ると炭化していない部分が出てきます。
ということで、『EMセルロースファイバー』は万が一の火災の際にも、
ファイヤーストップをしてくれますので、逃げる時間を確保してくれるというわけです。
実際の燃焼実験の動画もございますのでご覧くださいませ。
そのほかよくあるご質問は下記にまとめております。
https://em-cell.jp/side/faq.html
外商一課 内山大瑚