調湿効果と気密性の両立|EMセルロースファイバー|ウートップSDヴァリオツヴァイ
カテゴリー:施工事例
EMセルロースファイバー+ウートップSDヴァリオツヴァイ施工事例
断熱等性能等級4の認定取得において、木質繊維系断熱材であるセルロースファイバーを施工する場合は、「結露の発生を防止する対策に関する基準」に照らし合わせると、防湿層を設けることが条件となっております。
OK-DEPOTではセルロースファイバーの最大の特徴である吸放湿性能を活かすためには、防湿層を設けない方が良いと考えており、内部結露判定により問題がない場合には防湿層を設けずに施工ができるようになります。
しかし、以下のような条件の場合は防湿層の設置を検討いただく必要があります。
・地域の気候条件:寒冷地域など真冬の室内外温度差が激しく、壁内結露のリスクが高い。
・外部面材の種類:透湿性の低い外部面材を使用する事で、壁内結露のリスクが高い。
・結露計算の結果:結露計算上、結露の判定が出る。
壁内結露はカビやダニの発生、構造材の腐食等のリスクが大きいので、調湿可変気密シートの併用をおすすめいたします。
注目部材:ウルト ウートップSDヴァリオツヴァイ&ユラソール
採用するメリット
・調湿可変性能:透湿抵抗値が湿度によって適切な値に変化します。
これにより、夏の逆転結露と冬の室内から壁内への湿気の進入を防止します。
・施工性:半透明のため、断熱材施工の目視チェックが容易で、施工性に優れています。
・高い気密性:エネルギーロスを抑え、1年を通じて室内の湿度と気温を快適に保ちます。
・適度な湿度の調整と結露の防止:余分な湿気を外へ逃がして結露を防ぎ、木材の腐食の原因となるカビの発生も減るため家が長持ちします。
これらの特性により、ウートップSDヴァリオツヴァイは、エネルギー効率の高い家づくりを実現するために重要な役割を果たします。
施工事例
気密テープのユラソールで気密対策もばっちりです。
OK-DEPOTでは、EMセルロースファイバーの製造販売に加え、施工(近県エリア)も承っております。
また、調湿可変シートのメーカーであるウルト社の販売代理店でもございます。
防湿層の設置や気密シート施工の際はぜひご検討くださいませ。
各商品については ↓↓↓ から
OK-DEPOT荒木恵