湿気をコントロールして快適な住まいに! セルロースファイバーの吸放出性能
カテゴリー:passiv material
こんにちは!
外渉課のあらきです。
今回は、OK-DEPOTが推奨する湿気をコントロールして快適な住まいづくりに最適な断熱材 『セルロースファイバー』 をご紹介いたします。
木には雨の日は室内の水分を吸い、晴れた日は水分を吐くといった吸放出性があります。わたしたちが呼吸をするように、木も呼吸をしているのです。
日本の夏は、温度が高いうえに湿度も高い。このような日本特有の高温多湿の環境における住まいの湿度調整には、木材が最も適しています。
人間が「心地よさ」や「不快」を感じる要素としては、温度、光、風、湿度といったものがありますが、その中で一番大切なのは「ほどよい湿気」ではないでしょうか。
わたしたちの肌はいつも適度の湿度を求めているからです。住宅にも同じことがいえます。床、壁や天井などに湿度調整機能をもたせることで常に一定の湿度が保たれて快適な空間となり、そこに住む人の肌にも一定の湿度が補給されるのです。
また、最近問題になっているシックハウス対策にも湿度調整は不可欠です。
計算上、 『セルロースファイバー』 は1kg当たりで約125gの湿気を吸収します。家1軒で使用される約1トンの 『セルロースファイバー』 は、およそ90kgの湿気を吸収する容量があります。一般家庭で生活により排出される水蒸気は1日あたり10kgなので、十分な容量です。
さらに、室内よりも屋外が乾燥している場合は、 『セルロースファイバー』 は湿気をため込まず屋外へ放出するので、素材内部を乾燥状態に保つことができます。
『セルロースファイバー』 は木が本来もっている一定の湿度を保つ「吸放出性」や「断熱性」といった優れた機能をそのまま受け継いでいます。
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