セルロースファイバー|木の機能|遮音
こんにちは
OK-DEPOTの田山いさおです。
今回は、前回に続き、セルロースファイバーの主原料である、木の機能『遮音』についてご紹介させていただきます。
音は空気の振動で伝わり、空気を遮断すると音は伝わりにくくなります。
木の繊維には音の伝達を妨げる(音を吸収する)防音(遮音)機能があります。木の組織には空気を包む壁がたくさんあって、その壁が音波を吸収しているのです。
例えば、トンカチなどで木の柱を叩いた時の音と、鉄管を叩いた時の音、その差は誰しもが、その違いを分かります。
また、楽器などは木でできたものが多く、オーケストラを演奏するホールの壁にもほとんど木材が使われています。コンクリートやガラス・鉄がむき出しになった体育館のような所では、本格的な演奏はあまり行われないようです。なんとなく、イメージできますね!
住宅の中で言えば、セルロースファイバーは、話し声などの騒音を抑える働きがあります。また、壁の中に高い密度で充填されており、家の中は密封されたような状態になります。音の伝達の役割を果たす空気が少なくなるので、高い防音性能を発揮することが出来るのです。周りの騒音が気になって仕方がない、といった方には非常にお勧めな断熱材です。
※米国では、飛行場近隣の住宅などにも採用されています。
次回は、『木のにおい』についてご紹介させていただきます。
その他、商品に関することなどお気軽にお問い合わせください。
流通課/田山