セルロースファイバー|調湿機能|自然のエアコン

投稿日:2019年09月30日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | お知らせ | 雑談

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

本日のさいたま市内は、久しぶりに30℃を超えて、少し暑さを感じました。今日で9月も終わり、明日から10月がスタートします。少しは秋らしく涼しくなってきそうですね^^

今年の夏もとても暑く、製造スタッフも大変でしたが、なんとか乗り切ることが出来ました!

 

皆さんもご存じの通り、夏の暑い日などに打ち水をすると涼しくなりますよね!水は蒸発するときに熱をまわりから奪います。コンクリートやアスファルトの地面と芝生が生えた地面とでは、温度が全く違います。それは、芝が水分を蒸発させて地面から熱を奪うからです。

都心などの屋上緑化を国や自治体が進めていますが、これも屋上に植物を植え、植物から熱を放散して建物の温度上昇を抑えているのです。

 

<打ち水効果>

・土埃や埃を抑える効果がある

・気化熱を利用し涼気をとる(水1gの蒸発につき約0.58kcalの熱が奪われる)

・湿度が高くなった結果、体感温度を上げる効果が出る

・蒸発によって対流が発生し、湿った風が発生する

 

昔の日本家屋の壁は土壁でできていましたね。土壁の家に入ると夏でもひんやりしますが、それはなぜでしょうか?

 

土壁は粘土と5センチほどに刻んだ藁(稲)でできています。藁は粘土が崩れないようにするためのツナギの役目もありますが、植物繊維なので、沢山の孔が空いており、空気や空気の中の水分を吸収します。それが、土壁に含んだ水分を蒸発させ、室内の温度を下げてくれるのです。

セルロースファイバーには、調湿機能があるのと同時に、室内の温度を下げる、つまりエアコンの作用もあるというわけです。

 

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     流通課/田山