断熱材|性能|特性とは?
こんにちは
OK-DEPOTの田山いさおです。
今回は、断熱材の性能や特性を簡単にご紹介させていただきます。
断熱材には様々な物がありますが、それぞれ性能や特性も異なります。
グラスウールやロックウールなどの鉱物繊維自体には調湿性はなく、そのために空気層に湿気をため込み、断熱材自体の水分含有率が高くなり、その水分によって熱を伝えやすくなるため、断熱材効果はなくなり、壁の内部に結露を起こすことになってしまうのです。
石油化学系の断熱材は水に強いのですが、その反面、調湿性はありません。
断熱材を選ぶ上で、性能はもちろん、安全や製造エネルギーを最小限に抑えるなど、環境に配慮する考える事も大事だと思っております。
下記に、各種断熱材の特性をご紹介させていただきます。
セルロースファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層を作ることはもちろん、1本1本の繊維の中にも空気胞が存在しています。
この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくしている上に、木質繊維特有の吸放出性をもっているので、適度な湿度を保っています。
セルロースファイバーは木が本来もっている一定の湿度を保つ「吸放出性」や「断熱性」といった優れた特性が多くあります。
断熱材は、調湿性能がある事で、乾燥や湿潤による木材の収縮・膨らみ・割れや反りなどが起こりにくい環境となり、構造躯体にもやさしく、住宅を長持ちさせるとても大事な事です。
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流通課/田山