EMセルロースファイバーの特長
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断熱材の性能比較
断熱材の燃焼実験
万が一の火災のとき、本当に安心な断熱材とは、どのような断熱材なのでしょうか。
断熱材の燃焼実験を行いました。
石油系断熱材からは、黒い煙が上がっています。
この黒煙が、火災で一番怖いと言われる煙です。有害な化学物質を含む場合もあります。
セルロースファイバーは木質繊維ですが、ホウ酸を添加することで燃焼しにくい難燃性の断熱材です。
断熱材の燃焼実験を行いました。
石油系断熱材からは、黒い煙が上がっています。
この黒煙が、火災で一番怖いと言われる煙です。有害な化学物質を含む場合もあります。
セルロースファイバーは木質繊維ですが、ホウ酸を添加することで燃焼しにくい難燃性の断熱材です。
断熱材の性能比較
各断熱材のメリットとデメリット
グラスウール
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価格が安く、切断・曲げなど自由に加工することができ、断熱性能が良いとされています。
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水を含むと一時的に変形する。乾燥に時間を要する場合があります。
フェノール樹脂等を含んでいます。常温の製品から遊離されるホルムアルデヒドは微量で、建築基準を満たすものとされていますが、加熱した際には有害物質が微量発生します。
ガラス繊維は、顕微鏡で見ると硬い針状で、繊維自体に空気胞はありません。
グラスウールには調湿効果がなく、製造エネルギーが高い素材です。
ロックウール
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700度まで形状を維持できるだけの耐熱性能があります。
発す異性があり、吸湿性が低く、アルカリに対する対薬品性があります。
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グラスウールよりわずかに高価です
耐火性に優れていますが、施工の際に使用するビニルや接着剤によって、黒煙を発生することがあります。
フェノール樹脂等を含んでいます。常温の製品から遊離されるホルムアルデヒドは微量で、建築基準を満たすものとされていますが、過熱した際には有害物質が微量発生します。
発泡ウレタンフォーム
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現場で発泡するため、隙間なく施工することができます。
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耐火性能がなく、延焼した際は黒煙を発生します。
他の断熱材と異なり、家の伸縮や振動に弱く、割れた部分の隙間や、へこみができる場合があります。
調湿性もなく、石油系化学物質を原料とするため、生産エネルギーは高めです。
羊毛断熱材
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衣類にも用いられる繊維であり、水分を吸いやすいことから、湿度を一定に保つ調湿性に優れる特長があります。
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ロックウールやグラスウールなどと比べると耐熱性能は低めとされています。
価格は数倍以上と高価です。
セルロースファイバー
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材料としての熱抵抗値自体は、断熱材ごとにそれほど大きな差はありませんが、セルロースファイバーは、細かい所も隙間なく断熱材を充填出来る為、その他断熱材に比べ、隙間による熱欠損がなく、断熱性能が高いとされます。
遮音性と共に吸音性も高く、また、調湿効果もある為、きちんと充填施工されていれば、内部結露が発生しません。
ホウ酸、硼砂の添加により、防虫、防カビ効果があり、耐火効果もある為、ファイヤーストップの役割を果たす事ができます。
主に古新聞またはダンボール等を原料に製造され、環境に優しい断熱材です。
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グラスウールやロックウールと比較して、施工単価が高いとされています。
充填が不完全だと、自重で沈降して、上部に隙間ができてしまいます。(規定どおりしっかり充填されていれば、30年相当の動試験でも沈降は発生しません。このため、施工者には実技指導会の講習を行っています。)