ウレタン断熱材|危険性とは?
こんにちは
OK-DEPOTの田山いさおです。
今回は、ウレタン断熱材の危険性についてご紹介させていただきます。
先日、都内で建設中のビルから火が出て作業員5人が死亡し40人余りがけがをしたという、とても悲しい火災事故がありました。
その中でも、けが人のうち症状が重い25人は有毒ガスを吸った際に現れる症状が出ていたそうです。
原因は、鉄骨をバーナーで切断する際に火花がウレタンの断熱材に引火し、一酸化炭素中毒や有毒なガスを吸った際に現れる、のどのやけどの症状が出ていたことが被害の拡大につながったと見て調べているそうです。
当時、火が出た地下3階では、作業員2人で鉄骨をバーナーで切断する作業が行われていて、作業員は「火花が床下にあるウレタンの断熱材に飛び散って引火した」と説明しているということです。
今回のような、火災はウレタン製の断熱材に作業で飛び散った火花が引火して燃え広がったと見られていますが、同じような火災は全国で相次いでいます。
去年6月には東京 江東区の解体中の建物で、鉄骨をバーナーで切断していた際、飛び散った火花がウレタン製の断熱材に引火し、およそ5000平方メートルが焼けて作業員1人が大けがをしました。
また3年前には、北海道 苫小牧市のキノコの栽培工場で、溶接に使っていたガスバーナーの火がウレタン製の断熱材に燃え移り、作業をしていた男性4人が死亡しました。
このように、ウレタン断熱材での事故がたびたび起きていることについて、建設安全研究会によると、建設現場では吹きつけられたウレタンがむき出しになっていることが多いということで、「ウレタンに火を近づけないことや、不燃性のシートで覆うこと、それに、火を使う場合は常に監視員を配置して引火していないか確認するなど、今後の対策が不可欠だ」と指摘しているそうです。
一般的な断熱材で、燃焼実験を行いました。
石油系断熱材からは、黒い煙が上がり、この黒煙が、火災で一番怖いと言われる煙です。
有害な化学物質を含む場合もあります。
セルロースファイバーは木質繊維ですが、ホウ酸を添加することで燃焼しにくい難燃性の断熱材です。
万が一の火災のとき、安全な断熱材とは、どのような断熱材なのでしょうか。価格や施工性だけで選ぶのではなく、しっかりと大事な部分を見て判断しなければいけないといけないですね!
地産地消の断熱材『EMセルロースファイバー!!』
お気軽にお問い合わせください。
流通課/田山