断熱材の種類|性能|特性|製造エネルギー

投稿日:2020年05月22日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

今回は、各種断熱材の種類別の性能や特性などを簡単にご紹介させていただきます。

 

断熱材には様々な物がありますが、それぞれ性能や特性も異なります。

下記に、各種断熱材の特性をご紹介させていただきます。

 

<各種断熱材の特性一覧>

 

素材で大きく分けると3分類あり、それぞれ特性が異なります。

各断熱材においても、正しい使い方(施工方法)に注意をしないと、結露やカビなどの原因となることもあります。

素材:(自然系/プラスチック系/鉱物系)の3つに分けられます。

 

★自然系断熱材

→結露しにくい/吸放湿性がある/環境負荷が小さい/高価格

(セルロースファイバー・軽量軟質木質繊維ボード・炭化発泡コルク・綿状木質繊維・ウール・コットンなど)

 

★プラスチック系

→結露しにくい/吸放湿性はない/環境負荷が大きい/高価格

(硬質ウレタンフォーム・押出し法ポリスチレンフォーム・高発泡ポリエチレンなど)

 

★鉱物系

→結露しやすい/吸放湿性はない/環境負荷が大きい/低価格/施工しやすい

(グラスウール・ロックウールなど)

 

グラスウールやロックウールなどの鉱物繊維自体には調湿性はなく、そのために空気層に湿気をため込み、断熱材自体の水分含有率が高くなり、その水分によって熱を伝えやすくなるため、断熱材効果はなくなり、壁の内部に結露を起こすことになってしまうのです。

 

石油化学系の断熱材は水に強いのですが、その反面、調湿性はありません。

 

断熱材を選ぶ上で、性能はもちろん、安全や製造エネルギーを最小限に抑えるなど、環境に配慮する考える事も大事だと思っております。

 

 

弊社では、木質繊維の【EMセルロースファイバー】自社製造販売施工まで行っております。

 

セルロースファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層を作ることはもちろん、1本1本の繊維の中にも空気胞が存在しています。
この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくしている上に、木質繊維特有の吸放出性をもっているので、適度な湿度を保っています。

セルロースファイバーは木が本来もっている一定の湿度を保つ「吸放出性」や「断熱性」といった優れた特性が多くあります。

 

 

断熱材は、調湿性能がある事で、乾燥や湿潤による木材の収縮・膨らみ・割れや反りなどが起こりにくい環境となり、構造躯体にもやさしく、住宅を長持ちさせるとても大事な事です。

 

環境にも住宅にも、やさいいエコ断熱材『EMセルロースファイバー!』

商品仕様、施工、価格などお気軽にお問い合わせください。

流通課/田山