【断熱材】の選び方|種類と特徴②
こんにちは
OK-DEPOTの田山です。
今回は、前回に引き続き【断熱材】の選び方や、それぞれの種類や特徴について簡単にご紹介させていただきます。
一年を通して快適な高断熱の住宅にするには、窓の断熱性を高めることや壁に断熱材を入れることが必要です。
皆さんもご存じの通り、断熱材には様々ありますが、それぞれ性能や特性も異なります。断熱材の性能によっては付帯工事や弱点を補う必要が出てくる場合があるので、種類ごとの特徴を把握しておく必要があります。
下記に、各種断熱材の特性をご紹介させていただきます。
<断熱材の種類>
断熱材の素材で大きく分けると、鉱物系・石油系・自然系の3種類です。
※各断熱材においても、正しい使い方(施工方法)に注意をしないと、結露やカビなどの原因となることもあります。
<断熱材の特徴>
鉱物系:ガラスを繊維状にして空気を閉じ込めた断熱材
特徴:結露しやすい/吸放湿性はない/環境負荷が大きい/低価格/施工しやすい
代表的な断熱材:グラスウール・ロックウールなど
※鉱物系の断熱材である、グラスウールやロックウールなどは鉱物繊維自体には調湿性はなく、そのために空気層に湿気をため込み、断熱材自体の水分含有率が高くなり、その水分によって熱を伝えやすくなるため、断熱材効果はなくなり、壁の内部に結露を起こすことになってしまうのです。
石油系:プラスチックを発泡させてその中に空気やガスを閉じ込めたもの
特徴:結露しにくい/吸放湿性はない/環境負荷が大きい/高価格
代表的な断熱材:硬質ウレタンフォーム・押出し法ポリスチレンフォーム・高発泡ポリエチレンなど
※石油系の断熱材は水に強いのですが、その反面、調湿性はありません。
自然系:環境に優しい自然素材を利用したもの。
特徴:結露しにくい/吸放湿性がある/環境負荷が小さい/高価格
代表的な断熱材:セルロースファイバー・軽量軟質木質繊維ボード・炭化発泡コルク・綿状木質繊維・ウール・コットンなど
断熱材を選ぶ上で、断熱性能や安全性が高いものを選びたいですよね!
その断熱材の製造エネルギーを最小限に抑えるなど、地球環境にやさしいと言う事もとても大切だと思っております。
弊社では、木質繊維のセルロースファイバーを自社製造・販売・施工まで行っております。
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流通課/田山