断熱材|セルロースファイバー|製品紹介ついて

投稿日:2020年09月29日 投稿者:流通課
カテゴリー:passiv material | よくあるご質問 | 雑談

こんにちは

OK-DEPOTの田山いさおです。

 

今回は、『セルロースファイバー』の製品紹介をさせていただきます。

 

セルロースファイバーの特徴をそれぞれの性能ごとに、ご説明させていただきます。

 

 

 

<断熱性能>

セルロースファイバーは天然の木質繊維です。木の繊維は、たくさんの空気を内包しています。

空気は最大の断熱材(※)で、これが、セルロースファイバーの断熱性能を生み出しています。

※対流しない8mmの空気層は、コンクリート55cmと同じ断熱性能を持っています。

これにより、冬は暖かく夏は涼しく室内環境にすることが可能です。

 

 

<吸音・遮音性能>

木質繊維ひとつひとつに空気を含んでいて、この厚い空気の層が音を吸収し、伝えにくくする性質を持っています。室内の生活音を室外へ漏らさず、室外の騒音などを室内に入れないようにできます。

 

 

 

<防カビ・防虫性能>

セルロースファイバーには、ホウ酸が添加されています。一般的に、殺菌剤や殺虫剤など、ゴキブリ対策として『ホウ酸だんご』にも添加されています。毒性は低く、人体への蓄積・残留はほとんどありません。 簡単に言うと、食塩と同じぐらいの毒性です。

身近の物では、目薬や化粧品の防腐剤としても使用されているので安心です。

 

 

<耐火性能>

セルロースファイバーは、ホウ酸を添加することにより、難燃性で延焼しにくい断熱材となります。万が一燃えても、有毒なガスなど一切発生することはありません。

 詳しくは、こちらの動画より

 

 

<責任施工>

断熱材は、熱欠損を防ぐために隙間なく施工することがとても大切です。
施工技術者が、専用の機械を使い、透湿シートで覆った範囲に、隙間なく吹き込むことができます。

弊社では、自社工場で製造し、専門の技術者が責任を持って施工させていただきます。

 

このように、セルロースファイバーには様々な機能・性能を兼ね備えています。詳しくはこちらより

 

今日の住宅メーカーでも、価格や施工性の点から、グラスウールを使用している事が多い事も事実です。

断熱材を選ぶ際に、価格も選ぶうえで大事ですが、やはり商品の特徴や性能もしっかり理解したうえで、お客様へご提案する事が大切だと思います。

 

 

商品仕様・施工方法など、お気軽にお問い合わせくださいませ。

流通課/田山